シンクロは2匹目から

娯楽のまとめ。初回のシンクロは発動しません。

虹ヶ咲ユニットライブ 感想とか

こんにちは。

先日、QU4RTZ Fluffy Magicが終わり4ユニット8公演が終了した虹ヶ咲のユニットライブですが、僕は5公演参加しており、どの公演でも沢山の感情を得て、せめて言語化しておこうと思い色々書いていきたいと思います。

※A・ZU・NA LAGOONには参加してないので特に触れません

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写真ガチでこれしかなかった

"ユニットライブ"と"ファンミーティング"

今回の公演は、「初のユニットライブ」と謳われており、ニジガクは過去にユニット毎の施策としてファンミーティングを行っていますが、発表時の感想としてわざわざ違う表現をするということは披露曲数に期待していいのだな…?ということで個人的には楽しみにしていました。

結果的に期待通りのものが得られ、大満足しています。一方、来月から始まるにじたび!は「ファンミーティングツアー」と謳っているのでトークパートありのまったりとした感じになりそうですね。こういった言葉の使い分けをしてくれることで、内容をある程度推察できるのは非常に助かりますね。今後も続けていって欲しいです。

 

各ユニットのテーマ性について

今回のユニットライブにおいて、一貫して考えたこととして、「ユニットの世界観をどのように表現するか、それぞれのユニットにおけるテーマは何か」

がありました。ユニット毎の非対称的なセットリストもそうですし(披露楽曲には一定の基準を持っていましたが)、幕間の演出もユニットによって異なっています。公演の度に、このユニットのテーマはなんだろう、ということをずっと考えていました。特にR3BIRTHと DiverDivaは自分の中ではなかなか差別化できなかったこともあり、ユニットライブを通じてくっきりとしたので凄くよかったなと思っています。

 

各公演の感想

R3BIRTH R3VOLUTION

1公演目はR3BIRTHからスタート。day1のみの参加。もう何が来るか予想ができない状況で期待値もめちゃくちゃ高かったのですが、期待通りのものを提供してくれたと思っています。

まず特筆すべきはR3BIRTH シャッフルフェスティバルですね!

シャッフルフェスに関してはやって欲しい声がかなり大きかったと思っていますが、ユニットライブで拾えるとは思わず声出し解禁前にも関わらず歓声が上がっていました。R3BIRTHはミアとランジュが外国籍であり楽曲もそれぞれの言語が使われていて声優も各言語の話者が担当しているので、これをシャッフルするのは中々攻めたなあといった感じ。レッスンのコストを考えるとあまりやりたがらないと思うのですが…R3BIRTHの世界観を目指した故でしょうか。凄く楽しめました。

また、R3BIRTHの固有幕間はダンスパート。こちらまで体を動かしたくなるようなノリノリなリズムでバトル形式のような感じでした。そこから展開される、繚乱→ミラクルSTAY TUNE!→Level Oops! Adventures→全速ドリーマー。ほんまに意味がわからん。イントロで常にデカい声を出しながら連番と抱き合ってた記憶しかない。

余談ですが、全速ドリーマーはモニターの演出がリズムゲーム風になっており(超次元音楽祭でもやってたみたいですね…)、演者も客にダンスを煽る始末で初披露より進化してるなぁって感じでした。なんだかんだ次の披露も楽しみにしてます。落ちサビの組体操もピラミッド→サボテン(?)になってましたがここも次は強化されるんだろうか。

初回の公演だったので規制退場ニキも初見で楽しめました。この頃はまだ幕間の内容に即したノリのいい規制退場やなって思ってました。彼は総じて賛否ありますけど、ライブの世界観や得た感情をフェードアウトさせてくれる意味合いではユーモアのあるMCは凄く大切だと思っています。あと毎回登壇してるから多分結構えらい人だと思う…

 

DiverDiva GALactic Trip

2公演目の参加はDiverDiva。オタクがチケ投げてくれたこともあり連番を変えながらの両日参加でした。

前述しましたが、今回のライブでは自分の中で曖昧だったR3BIRTHとDiverDivaの持ち味がはっきりしたのがめちゃくちゃデカいと思ってます。元々DiverDivaってR3BIRTHが出るまではエレクトリカルなサウンド、或いは"音の強い曲"の担当ユニットって感じだったのが、音の治安の悪さの覇道を往くR3BIRTHの登場によってまた立ち位置が変わってきているのかなと感じました。元々のエレクトリカルなサウンドは残しつつ、バラードもキッチリ披露して"宇宙"を体感しました。

セットリストですが、未来ハーモニー→Fly into the sky→祭花→Love Triangleのパートは特に、ポップな音だけどしっとり、宇宙のゆったりとした部分のような深さに惹かれました。ユニットライブ通して考えても1番好きなパートはココですね。セトリを両日で並び替えてこなかったパートでもあるので、運営的にもメッセージを持って発してくれているのだなと感じました。並べてみると、

未来ハーモニー(レインボーブリッジ、お台場)

Fly into the sky(タイトルまま)

祭花(花火、夜空)

Love Triangle(星座、宇宙)

って感じでニジガクのあるお台場から徐々に空に、宇宙に登っていっているようなセトリで震えました。これに関しては自己解釈モリモリですけど。

 

DiverDivaの固有幕間はエレクトリカルなサウンドを活かしたゲームチックな演出。DiverDivaがバトルしてるような感じに。正直あずな知らなかったのでR3BIRTHと全然方向性違ってびっくりしました。勝敗に応じて楽曲の披露順が変わったり(演出も若干違った?)遊び心も満載。楽曲もアレンジも最高だった。

初日、ロケットが飛び立つシーンでスモークを焚いてたんですけどモニターに被って半分くらい映像が見えず残念がってましたが、2日目はスモークが客席の方に行くようになっててモニターがバッチリ見えたので感動しました。アリーナ前方のオタクは犠牲になってましたが…

5th武蔵野の森の繚乱もそうですけど、day1の演出の失敗を1日で修正して提供してくれるの本当に凄いなと思います。

幕間がアイカツ格言っぽかったり(連番が言ってただけで自分は知らん)細部に遊び心があって見ていて楽しかったです。ちょぼらうにょぽみ歩夢も垣間見えましたがアレいつのまにか正史になってるよね…w

そしてソロ曲について。個人的には4th以来のたにな、しかも声出しありでめちゃくちゃ楽しかったです。サイコーハートもコーレスあるので湧き上がってました。

そんなこんなでDiverDivaも終了。day2後打ち上げもすごい楽しかったです。

 

ちなみに4thもDiverDivaに感情の8割を持っていかれてるのですが、ここに書いてあるのでもしよかったら見ていってください。

 

QU4RTZ Fluffy Magic

ユニットライブ最後はQU4RTZ。なんかだかんだR3BIRTHもDiverDivaも楽しみましたがQU4RTZだけは絶対に逃せん‼️ってことで気合いが入ってました。

QU4RTZはSwinging!があり得ないくらい刺さってましたが、それに比べるとPASTELやミチノサキはそんなに…って感じだったのであんまり聴いてなかった中、やっぱりライブで浴びると印象ガラッと変わるな〜ということで2曲とも無事刺さりました。

今回は矯正視力の度を上げたので割と演者がよく見え、それに伴って振り付けとか注視してたんですが指出毬亜のダンスめっちゃうめえなってずっと思ってました。あとミチノサキのサビの指差す振り付けがイチオシです。やりたい。

初日見て、あっ明日は振りコピしよう…!って気持ちになったのでいつだってfor youとsilent blazeのサビだけ叩き込んで行きました。いつだってfor youは僕への刺さりもよく、振りもアイドルソングっぽいスタイルで楽しいのでおすすめです。

振り関係ないですけどsilent blazeはガチでカッケェ…って声を漏らしてました。

ソロパートは無敵級*ビリーバーが爆弾でしたが、最初わからず、Poppin'up!ってこんな衣装ひらひらしてたっけ…?からの明るくなって全体が見えたタイミングで思わず叫びました。今回全体を通して披露されていたソロ曲は規則性あったので、ここ(とChase!)だけ特例の披露があったのは嬉しかった。次いつ拾えるかわからないしね…

QU4RTZの固有幕間はアコースティックアレンジと共に4人で合唱。(これファンミとかでもやってたらしいんですけど知らなかったです)初日は未来ハーモニー(既)→虹色Passions!(新)、2日目は虹色Passions!(新)→夢がここから始まるよ(新)。

初日は頷きながら聴いてたんですけど、2日目に夢ここが流れ始めてめちゃくちゃデカくなりました。初日終わった後にオタクと、「QU4RTZはゆるふわ系の皮を被っているが別れや分岐点を意識させる歌詞が多すぎてエモい(要約)」って話をしていて、今回も"ふわふわの魔法"とか言いながらミチノサキやNot Sadの歌詞で凄い悲しい気持ちになりました。

そして衝撃だったネオスカイに関してですが、DiverDivaが未来ハーモニーをやった段階でもう何が来てもおかしくないと思っていたのですが大穴予想くらいで考えてました。同名の曲もありますが、みんなパステルチックな色なので傘持って来てくれたら綺麗だろうな〜と。正直やると思わなかったのでめちゃくちゃビックリしたし、なんだかんだ2日とも腕組んで見ることしかできんかった…

夢ここもそうですが、ネオスカイもアゲすぎない曲調で歌詞を沁み渡らせてくる曲なのでQU4RTZの雰囲気にとても待ってしていると思います。

セトリを見ているとかなり自分の考える最強のセトリみたいな布陣してて今見返しても凄かったなぁと思っています。ちょっと手を加えるなら、day2のトキランをhurray hurrayに変えて結論かな〜って思ってます。でもあくまでも自分が考えるならそうするってだけなのでこれも運営の答えなのだなあということで大満足ですね。

QU4RTZのテーマ、少し言語化に苦労してるんですけど、"4人の絆"、"幼なさ"、"出会いと別れ"、"再出発"みたいな感じのワードが掠ってるような捉え方をしています。hurray hurrayのような過去を振り返りながらまだまだ進める、みたいな歌詞とかかなりマッチしてると思っています。

QU4RTZの歌詞関連はもうちょい掘りたいなと思ってるのでじきにまた色々考えてみようと思います。

 

おわりに

年始から駆け抜けて来たユニットライブが終わってしまいました。今思えば早かったしそろそろ1ヶ月経ちますがそこそこロスがあります。にじたびはファンミツアーとのことなので静観しつつ、次の全体ライブは絶対行きたいですね。

今回のライブのユニット毎の拘った演出、考え抜かれたセトリを見ていると、ニジガクはどこまでも伸びていくなあと実感しています。他にも規制退場ニキだったりキャラの引き継ぎの手法など、従来のアイドルコンテンツにはなかったような新しいやり方をニジガクは展開してくれていているので今後も楽しみにしてます!

そんな感じで久々にめちゃくちゃ長文のブログを書きましたが、それだけ得た感情が多かったということで。ここまでアツく語れるコンテンツに出会えたことが嬉しいです。では。

最後まで読んでくれてありがとう