シンクロは2匹目から

娯楽のまとめ。初回のシンクロは発動しません。

俺のキャラクターソング論 ~Break The Systemに見る上原歩夢~

こんにちは。りもです。

今日はオタクの中で∞回語られたであろうキャラクターソング論に付いて喋りに来ました。

※知らないオタク向けに言うと、公式が用意したソロ曲が、万人向けじゃなくてその子が歌うためだけに作られてると言う話。わからんかったら調べるかDMかなんかで聞いてください。

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↑サムネ用

発端はある日…

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オタクとこんな話をしました。僕はアイドルの持つ魅力の1つとして歌が広く愛され歌われる、というものがあると思っていて、余りにも個人のことを綴った歌があんま好きじゃないんですよね。これは共感してくれる人も多いと思いますが。その中でも割と顕著だと思っているミリオンライブの某の某という曲について(解釈違い防止の為リンクにしました。自衛してください。)、担当しているオタクにどう思っているのか聞いてみました。一応リンク踏めば何かわかる形にしてるのでどういった答えだったかは語りませんが、その後のやりとりも含めて自分の中で確立出来たので自分のキャラクターソング論について文章化してみようと思います。

 

突然ですが、上原歩というアイドルをご存知でしょうか?例によって虹ヶ咲学園のスクールアイドルです。あと僕の推しです。

とりあえずまだ知らない方は虹ヶ咲のアニメの1話を観るか彼女の歌を聴いて行ってください。アニメ曲はネタバレ踏ませたくないので割愛しております。

なんとなく掴んで頂けましたでしょうか?

この3曲に注目してみると、なんとな〜〜く伝わってくると思うんですが、どれも「上原歩夢」という1人の"人間"を如実に表しているんですよね。でもキャラソンっていう印象はあまり受けなくて、聴き手の心にまで響かせてきてくれます。

ここまできて思った自分の中で、↑のDMでも映ってますけど「要素をアイドルとしてウリにしているかどうか」っていう仮説を立てました。↑で上げた某曲は、確かにアイドル個人の趣味嗜好を表した題材なんですが、プロデュース方針によっては露出しない要素でもあるんだろうなって感じ。(特定の個人を貶す意図はありません) まあ僕だって中須かすみがライブステージに立って観客に向かってコッペパンの歌とか歌い出したら解釈違いを起こす。彼女は別にコッペパン好きを前面に押し出したアイドルじゃないので。概ねその通りで納得しているのですが、上原歩夢の場合割と主語がデカいのでこちらまで響いてくるのも加味してるとは思います。やっぱり曲の歌詞単体で心に沁みる曲はいいよね。

 

 

話は戻って、最新のアルバムに収録されている上原歩夢の曲を聴いてください。

 

 

 

こうやって聴くと今までの曲とのギャップに驚いて貰えたのではないでしょうか?今までの上原歩夢の曲にあった、こちらに語り掛けるようなイメージとは真逆の、勢いのあるロックナンバーが飛んできて普通にびっくりしたわ。なんか、「持ち曲の特徴が単一だと薄い」とは言いたくないんだけど、アイドルとして新たなジャンルの曲に挑戦しているって感じがして、めちゃくちゃ嬉しいんですよね。今回のアルバムはそんな印象を受ける曲が多いので、やってくれたな!!と思いつつ初見さんに初めて聴かせるには勧められないアルバムになってしまいました。シャッフルフェスでも本来歌わないジャンルの曲に挑戦しているメンバーもいて、凄くそこにアイドルとして立っているんだというリアリティを感じました。

過去の曲でイメージが固まりつつあるメンバーも増えてきたので、今後もこういう形で色々なジャンルにチャレンジして欲しいなと思いますね。4th現地でBreak The Systemを浴びたいな〜